広々とした玄関は魅力的ですが、収納にこだわる人や玄関をスッキリ見せたい人、または靴の数がべらぼうにある家庭にはシューズクローゼットを造るという選択肢があります。
シューズクローゼットは畳一畳くらいのスペースでも大容量の靴を収納でき、また玄関には下駄箱はおろか靴さえも無い空間を作ることが出来ます。
2坪の玄関なら、その一畳半くらいのスペースをシューズクローゼットにして、家族はそこで靴を脱いで出入りするようにすると、玄関から生活感が消え、広々した空間になります。
バリアフリーと言う言葉は今や誰でも知っている言葉になりました。
我々住宅を作る側でもお客様のニーズに合わせて、住まいの障壁を極力なくすことにしています。
ただ、バリアフリーにこだわりすぎて、とにかく段差を0にしたいと言う方もいらっしゃいますが、いかがなものでしょう。
住宅金融公庫の基準でも設計3mm、施工で5mm以下の段差は障壁ではない事になっています。
バリアフリーはバリア0の事ではないのです。
最初から手すりを全て付けてしまったりしても、普通に生活している人には必要ないものですし。
特に若い人が家を作るときはそれほどこだわらないで、もっと自由な家作りをしたほうが良いと思います。
スキップフロアなどはバリアフリーと対極にあるものですが、部屋が広く見えるなどの利点もありますし。
ただ、改造しやすいように将来手すりが必要になるであろう場所に下地を入れておくとかすると非常に良い事だと思います。
バリアフリーの住まいをつくる
玄関の上がり框は年々低くなる傾向にありますが、そのために靴を履くときに弊害が起きています。
屈んだり、しゃがんだりして靴紐を結ばねばならず、これは高齢者ならずとも結構大変です。
お客様から羨ましがれるような広い玄関を作ったとしても、そういう配慮がない家は全くの興ざめですね。
玄関ホールから降りた部分に40cm〜45cm程度の高さの小さなベンチを設けましょう。
もちろん、造りつけでなくても構いません。
市販のものを利用してもいいと思います。
ちょっとした心配りが家を更に住み易くするはずです